ホットカーラーとアイロンの違い(表参道青山の美容室ブルーフェーセス高森恭生のブログ)


こんにちは

寒くなりましたね〜

今回は前回に続いてアイロンと、ホットカーラーについても書いてみたいともいます。

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サロンのゲストの方からも、いろいろな巻き髪テクの質問も来れば、サロン来店時にメチャプロ級の巻スタイルで来店される方もいます。

ただ話を聞いてみると、

高森「巻きうまいですねー」

ゲスト「10年くらい巻いてますからねー」

高森「何のアイロンをお使いなんですか?」

ゲスト「いえ、ホットカーラーです」

高森「へーそうなんですねー」

ゲスト「アイロンは、首に当たってから怖くてできないんですよね」

ゲスト「髪もホットカーラーよりも傷みそうですし」

といった会話を色んな方に聞いたり、話したりします。

それでは本当にホットカーラーがアイロンよりも傷むのでしょうか?

ホットカーラーVSアイロン

*今回はヘアビューロンなどの話題のアイロンでは無く通常のもので書いていきます。

基本温度(メーカーによって様々です)

ホットカーラー 90℃から110℃
アイロン 80℃から180℃

金額(携帯用からおもちゃのようなものも含みます

ホットカーラー 1000円代から20000円位まで
アイロン 1000円代から30000円位まで

実際スタイリングにかかる時間(プロが施述したとします)

ホットカーラー 約25分(巻いて癖が付くまで)
アイロン 約10分前後

仕上がりや使用感の良いところ

ホットカーラー 根元まで巻けばふんわり立ち上がりのついた仕上がりになる。艶は普通。巻が強いとかなりゴージャスな仕上がり。一度しっかり巻きが付くと中々崩れない。
アイロン 毛先のルーズな質感などは巻き方によっては簡単に出しやすい。短時間で終わらせられる。狙ったところに動きをつけられる。

仕上がりや使用感の悪いところ

ホットカーラー
  • ナチュラルルーズな質感などは苦手
  • 巻いた後に放置時間が必要(15分から20分)
  • 固定するピンの跡がつきやすい
  • 片ずけがかさばる
アイロン
  • 熱いので首などを焼けどしやすい
  • 鏡を見ながら巻いていると方向が間違えて髪が折れる時がある。こうなったらシャンプーが必要
  • 高温なので、サーモ(アイロンの熱い部分)が故障しやすい。

比較するといりいろと出て来ますが、どちらもメリットデメリットがありますね。

そこでどちらが髪を傷めるのか???????

答えは、、、、引き分けです。

何故か?

ホットカーラーの場合は低温とはいえ、100度以上はありますので、長時間巻いてぶら下げますと、熱と物理的なダメージを受けてしまいますね。もちろんその為にはベースのトリートメントなどを使うと抑えられるのですが、毎日週5日位使っている髪の方はほとんどの方がパリッとした乾燥毛になっておられます。長時間つけていると髪の水分量も減ってしまい切れ毛につながります。

アイロンに関しては、以前ヘアアイロンの注意点の記事で書いたように、使い方を間違えると大変なダメージを与えます。気をつけて使用してもアイロンも毎日やってると髪はパリパリしてきます。最近ではヘアビューロンでダメージを軽減することもできますが、巻きのテクニックがないと何度も同じ箇所にアイロンの熱が入ってしまいダメージ確定です。

まとめ

どちらも毎日使うとダメージが出ます。使用回数を減らすか、使用前のトリートメントなどでカバーすることが重要ですね。使い方さえ気をつければ極力ダメージを抑えることもできますよ。それでも毎日カールをつけたい人は、髪に優しくカールも出やすいパーマも考慮してもいいかもしれませんね。それではまた!

yoyaku

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表参道の美容室ブルーフェーセスに勤務しています。趣味は仕事と写真(ヘタレですが)サロンワーク以外は海外でのセミナー活動もやっています。 ヘアスタイルに迷った時には是非ご来店ください!
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