こんにちは
お客様の美容室についての疑問について回答したいと思います。
今回も良くある質問で、おしゃれ染めと、白髪染めの違いについてです。
ゲストの話をしていてたびたび出てくるキーワードが、
「そろそろ白髪染めに変えた方がいいかしら?おしゃれ染めとどう違うの?」
「おしゃれ染めと白髪染めは、どっちが傷むのかしら?」
「白髪を隠すにはおしゃれ染めと白髪染めはどっちがいいの?」
etc.
こんなお話をされる方は、結構多いですね。最近では若年生白髪など、20代後半くらいから結構出てきてしまう方など非常に多いと思います。
仕事のストレスや不規則な生活、喫煙など、今の世の中の一種の現代病みたいなものですよね。(軟毛薄毛と同じですね)
そこで気になってしまうのが白髪がでた〜〜・・・です!
あるサイトを見てみると、白髪があるだけで7歳も老けて見られる事がわかったそうです。
え・・・7歳も〜〜〜(自分もヤバイ)
これはカバーしないとヤバイ事になるんですね〜
それでは早速Q&Aを
Q「そろそろ白髪染めに変えた方がいいかしら?おしゃれ染めとどう違うの?」
A これは普段髪をおしゃれ染めで染めていて、白髪が少し目立つようになってきたときの質問ですね。
そもそもサロンのヘアカラーの、「おしゃれ染め」「白髪染め」の違いはありません。
あるとすれば、ヘアカラーのお薬に入っている色素が濃いのが白髪染めで、色素が薄いのがおしゃれ染めだと理解して頂くと良いと思います。
じゃあ、なぜ「おしゃれ染め」とか「白髪染め」とか言われるのか?
それは誰かが昔言ったんでしょう。多分。。
ちなみにサロンのヘアカラーは明るさの種類が、下は1トーンから上は14トーンくらいの明るさに別れています。
そこで、ちゃんと白髪に色が入るボーダーラインが7トーン以下くらいの明るさのカラーなんですね。
何が言いたいかというと、同じ薬剤で白髪が染まる薬が「白髪染め」。逆に黒髪を明るくして色をつけるのが「おしゃれ染め」ということでネーミングの分かりやすくしたのではと思います。
最近は、白髪染め専用で白髪をカバーしながらも9トーンとか8トーンくらいまで染められるカラー剤が発売されているのですが、
自分が美容師になった時はそんなカラーは無く、ただカラーを配合して、なるべく明るく見える白髪をを、何度もお客様で試しながら最適な配合を考えました。(その時の奥様方すいません。。時効でお願いします)
それでは白髪を染めるタイミングは、年齢が進むと誰でも老けて来てしまうので、そこまではおしゃれ染めのデザインで髪色を楽しんで、根元が透けて見えるくらい白髪が多くなったら白髪染めをおすすめしていますね。
Q「おしゃれ染めと白髪染めどっちが傷むのかしら?」
A どちらが髪が傷むか?これはどちらも傷みます。
当然カラー剤を使って髪に色をつけるのでどちらもダメージ確定なんですが、
解りやすく言いますと、おしゃれ染めも白髪染めも、まず目的の色まで髪の色を抜いていき、目的の明るさまで到達したら、今度は希望のアッシュとかピンクとかの色が入る仕組みになってます。
ということは、白髪を染めるならば髪を7トーンから5トーンくらいまで色を抜けば良いということになりますよね。
逆におしゃれ染めは9トーンとか10トーンまで明るく色を抜くので、髪のダメージは白髪染めより高いですね。
としますと、髪にダメージを受けやすいのは「おしゃれ染め」です。
カラーの色が退色するとよく言いますが、これはおしゃれ染めも白髪染めも目的の色まで抜いているので、特におしゃれ染めは、色が抜けた時にあのオレンジっぽいような嫌な明るさになるんですね。
Q「白髪を隠すにはおしゃれ染めと白髪染めどっちがいいの?」
A これは白髪を隠すのであれば白髪染めです。また白髪をカバーして楽しむのであれば、おしゃれ染めです。
とは言いましても、先程お話ししたように、今のヘアカラーの性能は明るくても白髪が目立たないような染まり方をします。なので、そこまで暗くしなくても良くなりました。
ただし現状でガッツリ5トーン位の白髪染めをやられている方は、すぐにはそういう明るいカラーには変更できませんので、染めたの黒い色が抜けるのを待って明るくするのがおすすめです。(濃い白髪染めや黒染めなどされた方は経験ありますよね)
だいたいこんな感じの回答なんですがいかがでしようか?なぜ染まるとか、細かいことを書くと、2万字位になると大変なので、一般の方にも理解して頂けるように書いてみました。
白髪とは、特に女性にとっては壮大なテーマ?ですのでしっかり改善していかなくてはと思います。
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