今回はシャンプータイプのシリコン、ノンシリコン、オーガニックについてお話ししていきます。
お客様にシリコンシャンプーを使ってるんですけど、ノンシリコンやオーガニックのシャンプーに変えた方が良いですかね?と聞かれることがあります。
自分の気に入っているシャンプーがノンシリコンのアミノマスターシャンプーなので、お客様の髪質によってノンシリコンをお勧めする事が多いのですが、必ずノンシリコンシャンプーを使わないといけない訳ではありません。
シリコンタイプのシャンプーが頭皮などに悪いけない影響を与えるなどと言われていますが、それならなぜメーカーは発売しているのか?と言う疑問も湧いてきますよね。
それは、ノンシリコンやオーガニックには出せないメリットもあるからです。
髪のダメージは科学的ダメージと物理的ダメージに体質、不規則な生活による髪のダメージになってきます。
ヘアカラー剤やパーマ液etc.による科学的ダメージ
ドライヤーの熱や、無理なブラッシング、逆毛などによるetc.物理的ダメージ
不規則な食生活、喫煙、睡眠etc.
髪に与えるダメージは、いろんな所から受けていると言えますね。
そんな中でのシリコンのデメリットとは、シリコンが毛穴に詰まりやすいと言われたり、昔ならば冬に石油ストーブの前でシリコン配合アウトバスベース剤を使うと、シリコンが蒸発してストーブの発火装置に付着して、ストーブが壊れるなど言われてきました。(前にシリコンタイプの仕上げ剤ジェルが流行り始めたとき)
ただしそれ自体は昔のことで、シリコン自体は微粒子なので、ちゃんとシャンプー後にお湯でしっかり流せば問題ないと言われています。シャンプーでのシリコンでストーブは壊れません。
次にシリコンシャンプーのメリットは、シャンプー時の摩擦を抑えて髪を傷めない。髪をコーティングするので手触りとツヤが良い。要は髪の手触りや見た目のツヤ感などが良くなるという事ですね。
また、ノンシリコンもシャンプーには入っていないのですが、トリートメントやヘアマスクには入っているものも多いですね。
シリコンが本当に悪いものなら完全にノンシリコンに各メーカーも切り替えると良いと思いますがシリコン配合はどこからでも出ていますね。
また、自分のお客様でオーガニックシャンプーを使って、「このシャンプーは最高にしっとりツヤツヤです」と言う方は殆んどおられません。地肌はすっきりするけど、乾かした時のバサバサ広がる、お湯で流した後にギシギシになるなど、仕上がりの質感のデメリットなどよく聞きます。
ノンシリコンシャンプーでも髪質によっては、合う人、合わない人は当然出てきますね。剛毛のパサつきやすい髪には、正直シリコンタイプの方が合う場合も出てくると思います。
そう考えると、シリコンもノンシリコンもオーガニックも共存していくのが理想なのかも知れませんね。
まとめ
全てのタイプもメリットもデメリットもありますが、基本は自分の髪に合って、シャンプータイムを楽しく過ごせるものが良いということだと思います。シリコン配合でもしっかり流せば問題は無いですよ。
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