先日ニュースで「白髪化促す遺伝子特定」との見出しが出ていました。この研究が進むことで、髪の毛の色に関係していると言われる遺伝子IRF4を、研究チームが遺伝子IRF4の正確な機能に関する研究を重ねることで、白髪化を遅らせたり、白髪の遺伝子治療する技術の開発につながる可能性があるといいます。すごいですね。
しかし美容室では、
やばい・・・サロンの白髪染め消える・・・・
お客様が減る・・・
なんてネガティブには考えてはおられません。
逆に白髪が無くなった場合は色んな制約がなくなるので、デザイン的なヘアカラーが楽しめるし、こちらも色々なヘアカラー提案が可能ということですね。
白髪染めとは
簡単に例えて解説すると、例えば黒い絵の具を溶かした水が試験管に入った状態が黒髪だとすると、ただの水が入った試験管が白髪のようなものです。その水だけの入った試験管を黒く染めるとすると、黒い絵の具を求める濃さになるまで入れることが必要になります。白髪を目立たせない濃さまで染めるには、元々白髪の割合が100パーセントでなければ、残っている地毛の黒髪に合わせることになるので、元の髪の明るさによって変わりますが、仕上がりは当然黒くなってしまいます。
白髪染めに対する制約とは
サロンで白髪のヘアカラーをする場合に大変なのが、白髪のお客様の明るいヘアカラーなんです。もちろん最近では明るくできない訳ではありませんが、明るさにくすみがあったり、明るいと白髪染めはどうしても色浮きで気になる人は気になってしまいますので完璧には隠せません。
また、がっつり濃いめの白髪染めをしていて、それを明るいカラーに変えたい場合なども大変です。白髪を消すためにたっぷりの色素が髪に入っていますので、その状態で明るいヘアカラーは難しいです。
まず髪に入った色素を取りのぞくブリーチなどの工程が入りますので髪にも負担がかかります。
ということは治療によって白髪が無くなって白髪染めがなくなったら、白髪を消すという余計なことを考えなくても色々なカラーデザインができるという訳ですね。
白髪染めの必要のないヘアカラーのメリット
- くすみのない透明感のある明るいヘアカラーが楽しめる。
- ハイライトやローライトなどのデザインカラーがよりやりやすくなり綺麗に入る。
- 月一などに根元の白髪染めをしなくてもよくなる。(これは嬉しいですね)
- 色に透明感があるので肌も綺麗に見えやすい。etc.
まとめ
白髪が無くなることで世の中はすごく若返るんじゃないかと思いますね。色んなヘアカラーデザインや、白髪染めをやらなくて良いのでパーマなどの色んなデザインの幅が広がりますね。
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